サハラ砂漠にはないが、佐原には運河があります。運河は未来につながっています。運河を通って人も食料も文化もやってきました。人と人がつながって豊かなまちを、知恵と知恵で自然な環境も文化も育ちました。更に新しいソフトでヒューマンの輪は広がります。運河は大きな笑顔が生まれる流れです。
江戸の風情のこる佐原へ小旅行
本日の佐原
東京駅や成田空港からのアクセスのよさもプチトリップに最適です。平日・土休日問わず東京駅からは高速バスが走り、一部路線では人気のショッピング施設「酒々井プレミアム・アウトレット」を通るものも。ゆっくりと古い町並みを楽しんだ後はショッピングといった楽しみ方も可能です。また、成田空港発着の観光バスも一部曜日に運行中です。
蔵を所有している与倉屋は、江戸時代より酒の醸造を行いその後は醤油の醸造を営んでいました。大きな土蔵は醸造蔵として建てられましたが、時代の流れとともに米蔵など役割を変えていきました。多数の木材を組み合わせた梁は圧巻。平常時一般公開はされていませんが、イベントやコンサートなども行われていますので内部に入ることができた際は天井などご覧ください。
町を流れる小野川沿いの歴史的な景観は、重要伝統的建造物群保存地区として現在も人が暮らしながら大事に守られています。国指定の史跡となっている「伊能忠敬旧宅」や、千葉県有形文化財の建築物など内部の見学を行うことができる施設もあります。(店舗として営業中の施設もありますので、見学等は各店舗にお問い合わせください。)
明治時代に建てられた町屋を再生した「いなえ」は、甘味喫茶、ギャラリー、おみやげなどのショップとして生活に結びついたコトやモノを提案しています。喫茶では名物のあわぜんざいやかき氷を中庭を臨む店内で楽しむことができます。季節や時間によって変わる景色を眺めながらゆっくりとした時間をお過ごしください。
江戸時代の風情が残る佐原の町並みを小野川を巡る観光遊覧船より眺めることができます。船頭さんは佐原の歴史などをお話してくださり、あっという間の時間となることでしょう。舟めぐりの受付は伊能忠敬記念館の並びにあります。季節により運行時間が変わりますので、お出かけ前にご確認ください。
三百余年にわたり、日本酒・味醂の製造を行っている馬場本店酒造。蔵元の一部を見学したり、直売所で買い物をすることもできます。江戸時代から手作りの製法を守る伝統の味醂はいつものお料理をワンランクアップさせることができるでしょう。日本酒は全国新酒鑑評会で何度も金賞を受賞している大吟醸「海舟散人」や「糀善」などお好みの一本をお選びください。
まち歩きで疲れたら観光休憩所のさわら町屋館(上川岸小公園)へ。レンタル着物、香取市の特産物さつまいもを使ったドリンク、千葉名産の落花生が人気。施設内には休憩ができる畳ばりのエリアや川沿いにはベンチなど歩き疲れた際には香取の名産品などを片手にちょっと一休みはいかがでしょうか。
全国にある約400社の香取神社の総本社香取神宮。国の重要文化財にもなっている本殿は黒漆塗、檜皮葺の重厚な社殿で、慶長期の桃山様式の手法を受け継いだ建物です。他にも国宝や文化財、四季折々の植物、パワースポットとしても有名な要石などがあり、境内や宝物館など散策もおすすめ。名物のお団子は色々なお店で食べられるので食べ比べも。
エントランスから気分が盛り上がる日本料理のお店や、うなぎ、蕎麦、イタリアンなど佐原は美食の町でもあります。地元の食材を活かした料理や地酒などお楽しみください。古い建物をリノベーションしたお店も多く、いつもとは違う佐原ならではのディナータイムを過ごすことができるでしょう。
佐原にはこのまちが大好きな地域の人たちがいます。その人たちに是非いろんな質問をしてみてください。喜んで答えてくれるはずです。
佐原みらい運河は、地域の活性やそこで暮らす住民とともに佐原をより良くし、県外や外国から訪れる旅行客の方々が楽しく・安全にまた来たいなと思えるようなまちづくりのための企画・開発・運営・事業の拡充やICTの活用でサポートしていきたいと思っています。 いつまでも「10年前来たときと変わらないな」と思ってもらえる、そんなノスタルジックな景色を何十年先までも守りながらソフトは新しく便利で居心地が良い。を提供していきます。