こんにちは!
今回は、前回に引き続き『若きブリコルール展―即興創作―』での様子や展示で生まれた作品などをお届けしていこうと思います!

今回は、竹本晴登と木村悠人の2人の『即興創作』の様子をお伝えしていきます!
まずは、竹本さんから。
竹本さんは、大学在学時、慶應義塾大学SFCの飯盛研に所属しており、佐原を元気にするプロジェクト「佐原元気プロジェクト」の一員として、佐原に何度も足を運んできました。約2年にわたって通った中で、ふと「自分はまだ、佐原の本当の暮らしを見ていないのではないか」と気づき、観光地としての佐原ではなく、その源である「佐原の暮らし・日常」を見つめるべく、「佐原の皿さらい 皿割り触られ」という作品を制作しました。

佐原の暮らしを捉えるため、暮らしの中心である衣食住の中でも『食』、その食を支える『食器』に注目し、不要になり家々の棚の奥で眠っている食器や欠けてしまった器を譲り受けていくことにしました。

本作品は、「昔の大宴会で使っていた器」、「かつての飲食店で使われ、今は眠っている器」、「結婚式の引き出物でたくさんもらったもの」など、譲り受けた食器をあえて一度割って、バラバラにしたものをハンダゴテを使ってステンドグラスと同じ方法で繋ぎ合わせ、形になりました。それぞれのカケラには譲り受けた際に聴いた思い出がこもっており、色彩豊か、思い出豊かな作品でした。また、大きな視点で見たときには、舟のような形で、「佐原と江戸をつなげ、佐原の源を築いた船。佐原を表現した気がした。」と書き記しています。

創作の過程では、ごろごろと音を立てながら雨の中で傘もささずに籠を曳いていたのが印象的で、佐原の町に熱意を注ぎ、佐原の町にワクワクしている彼の姿にこちらもワクワクさせられました。

次は、木村悠人さん。

木村さんは、香取市出身で、ITやクリエイティブの分野でお仕事をされています。今回の展示では、ご自身の経験から感じた環境格差という課題に対して、自分なりにどう解決できるかについて考えていました。

木村さんは、高校生の時に参加したIT教育プログラムがきっかけでプログラミングに夢中になっていました。しかし、それと同時に都市部の同世代とのIT格差を強く感じていたそうです。そこからITを活用した仕事をし、結婚、子育てを経る中で、佐原のあしたPROJECTに参加。自分が取り組みたいことや課題を考えていったとき、この「環境格差」を改めて考え直し、自らが子育てをしたいと強く思える環境・地域をつくりたいと決心されました。

そして、その環境づくりのために考えたのが新しい教育プログラムです。中高生が夢中になれる自分の「好き」を見つけ、それをITだけではない様々な方法で実現していく。そんな場を作るのです。

展示期間中には、お子さんを連れながらプログラムを考えており、非常に暖かい空間で創作を進めることができました。自分のためにも、お子さんのためにもより良い環境づくりに取り組む姿はとても素敵だなと思いました。

ということで、今回は、竹本さんと木村さんのお二人の創作の様子をお伝えしました!
次回は、後田将人さんとナガレモDIYチームの創作の様子をお伝えしようと思いますので、お楽しみに!

佐原みらい運河株式会社
落合 真弘











